03-5422-7355
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-15-19-1304
営業時間:14:00〜20:00
============== 【1】ことば探し ============== 寒い、寒いと言いながら…、でも立春が過ぎ、夕方がどんどん明るくなっている。
そう…。今は早春。 春の野に出ても、まだちょっとお花は探せないと思うけど、「ことばの野原」から春の言葉を探してみましょう…!
・月朧(つきおぼろ) 月がおぼろにかかっているさま。特に春の月に言う。
・春霖(しゅんりん) 早春に降る長雨のこと。
・日永(ひなが) 昼間の長いこと。春になって、日が長くなること。
・強東風(つよごち) 春特有の、激しく吹く東風。
・徂春(そしゅん) 過ぎゆく春。行く春。
言葉には、景色が込められていますね!
「ことばの野原」で、あなたも春の言葉を探してみてください。
============== 【2】俳句歳時記 ============== この冬M-Apesの冬期講習の国語では、俳句の学習をしました。
4年生5年生男女混合グループで、詠んだ連歌をご紹介しましょう。
本来、連歌とは複数の人で上の句と下の句(五七五と七七)を順繰りに詠んでいく和歌のことですが、授業では、敢えて上の句だけでの、つらねうたにしました。
上の句だけとは、いわゆる俳句になります。子供たちが詠んだ作には季語が入っていなかったりですが…。
連歌仕立ての俳句の学習は、大笑いの楽しい授業になりました。
・鶯は どこだどこだと 探す人
↓
・探す人 道がわからぬ 旅人だ
・鶯の 声が聞こえる 近くから
・聞こえてる 耳をすませば すぐ近く
・近くから 聞こえているけど わからない
・木下に 座って探そう 長々と
・鶯を やっと見つけた 旅人だ
如何でしょうか…?
川柳とも呼べないような、拙い五七五かもしれませんが、面白いことに、きちんとストーリーが成り立っています。
頭を柔らかく!心を柔らかく!すると、五七五は無限の広がりを見せてくれます。
言葉のウォーミングアップに、俳句や川柳を日頃詠んでみるのも、楽しいかもしれません。
では、最後に春の俳句を一句。
・けつかうな 御世とや蛇も 穴を出る (一茶)
============== 【3】ちょっとだけ…古文 ============== 今回も、枕草子から…。
枕草子と言うと、「春はあけぼの…」だけは知っている、逆を言うならそれしか知らない、と言う方は本当に沢山いらっしゃることでしょう。
もったいない!
それはそれは奥の深い、面白い話が沢山あるのです。
沢山の中から、その一つを紹介致しましょう。
*心ときめきするもの
心ときめきするもの 雀の子飼い。
ちご遊ばする所の前わたる。よき薫物たきて一人臥したる。唐鏡のすこし暗き、見たる。よき男の、車とどめて、案内し問はせたる。頭洗ひ化粧じて、香ばしうしみたる衣など着たる。ことに見る人なき所にても、心のうちは、なほいとをかし。
待つ人などのある夜、雨の音、風の吹きゆるがすも、ふとおどろかる。
心ときめく、胸がどきどきわくわくするもの…として、様々なことを清少納言は羅列していますが、面白いことに、嬉しくてドキドキの中に、心配や不安で胸がドキドキも混ぜているのです。
さて、それがどこだか…、わかりましたか?
メイプス
電話番号 03-5422-7355 住所 東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前1304 営業時間 月〜土:14時から20時まで アクセス ・目黒駅東口より徒歩1分 ・ロータリー側 三井住友銀行ATM だるま鮨となり ・マンションエントランスからお入りください
facebookページはこちら http://bit.ly/2brvjkZ
19/05/23
19/05/21
19/05/19
一覧を見る
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【1】ことば探し
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寒い、寒いと言いながら…、でも立春が過ぎ、夕方がどんどん明るくなっている。
そう…。今は早春。
春の野に出ても、まだちょっとお花は探せないと思うけど、「ことばの野原」から春の言葉を探してみましょう…!
・月朧(つきおぼろ) 月がおぼろにかかっているさま。特に春の月に言う。
・春霖(しゅんりん) 早春に降る長雨のこと。
・日永(ひなが) 昼間の長いこと。春になって、日が長くなること。
・強東風(つよごち) 春特有の、激しく吹く東風。
・徂春(そしゅん) 過ぎゆく春。行く春。
言葉には、景色が込められていますね!
「ことばの野原」で、あなたも春の言葉を探してみてください。
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【2】俳句歳時記
==============
この冬M-Apesの冬期講習の国語では、俳句の学習をしました。
4年生5年生男女混合グループで、詠んだ連歌をご紹介しましょう。
本来、連歌とは複数の人で上の句と下の句(五七五と七七)を順繰りに詠んでいく和歌のことですが、授業では、敢えて上の句だけでの、つらねうたにしました。
上の句だけとは、いわゆる俳句になります。子供たちが詠んだ作には季語が入っていなかったりですが…。
連歌仕立ての俳句の学習は、大笑いの楽しい授業になりました。
・鶯は どこだどこだと 探す人
↓
・探す人 道がわからぬ 旅人だ
↓
・鶯の 声が聞こえる 近くから
↓
・聞こえてる 耳をすませば すぐ近く
↓
・近くから 聞こえているけど わからない
↓
・木下に 座って探そう 長々と
↓
・鶯を やっと見つけた 旅人だ
如何でしょうか…?
川柳とも呼べないような、拙い五七五かもしれませんが、面白いことに、きちんとストーリーが成り立っています。
頭を柔らかく!心を柔らかく!すると、五七五は無限の広がりを見せてくれます。
言葉のウォーミングアップに、俳句や川柳を日頃詠んでみるのも、楽しいかもしれません。
では、最後に春の俳句を一句。
・けつかうな 御世とや蛇も 穴を出る (一茶)
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【3】ちょっとだけ…古文
==============
今回も、枕草子から…。
枕草子と言うと、「春はあけぼの…」だけは知っている、逆を言うならそれしか知らない、と言う方は本当に沢山いらっしゃることでしょう。
もったいない!
それはそれは奥の深い、面白い話が沢山あるのです。
沢山の中から、その一つを紹介致しましょう。
*心ときめきするもの
心ときめきするもの 雀の子飼い。
ちご遊ばする所の前わたる。よき薫物たきて一人臥したる。唐鏡のすこし暗き、見たる。よき男の、車とどめて、案内し問はせたる。頭洗ひ化粧じて、香ばしうしみたる衣など着たる。ことに見る人なき所にても、心のうちは、なほいとをかし。
待つ人などのある夜、雨の音、風の吹きゆるがすも、ふとおどろかる。
心ときめく、胸がどきどきわくわくするもの…として、様々なことを清少納言は羅列していますが、面白いことに、嬉しくてドキドキの中に、心配や不安で胸がドキドキも混ぜているのです。
さて、それがどこだか…、わかりましたか?
メイプス
電話番号 03-5422-7355
住所 東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前1304
営業時間 月〜土:14時から20時まで
アクセス
・目黒駅東口より徒歩1分
・ロータリー側 三井住友銀行ATM だるま鮨となり
・マンションエントランスからお入りください
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http://bit.ly/2brvjkZ