ことばの玉手箱

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言葉の玉手箱

2011/05/23 ことばの玉手箱

ことば探し
数日前・・・今年の立夏は、肌寒い一日でした。
陰暦の上では、この日から夏とされました。
そこで今回のことば探しは…、「夏」。

 

・緑雨(りょくう)新緑の頃に降る雨。
・青梅雨(あおつゆ)新緑に降る梅雨。
・薄衣(うすぎぬ)細い糸を使い、地を薄くした絹織物。羅、紗など。
・卯の花腐し(うのはなくたし)五月雨の別名。五月雨が、卯の花(ウツギの花は、五月上旬に満開)を腐らせてしまうことから。
・炎夏(えんか)真夏。暑い夏。
・縁涼み(えんすずみ)夏の夕方、縁に出て涼むこと。
・晩涼(ばんりょう)暑中の晩の涼しさ。

 

この夏は節電を、家庭でも職場でも、しっかりと心がけねばなりません。

 

が・・・
昨今の住宅に縁側があるはずは無く…、縁涼みをすることは叶いませんし、日が暮れても、一向に気温は下がらず…、晩涼もなかなか望めません…。

 

せめてことばの中に、涼しさを求めたいですね…!

 

節電!頑張りましょう!!

 

俳句歳時記
涼しい気持ちになれる…?俳句を探してみました。

 

・蛸壺や はかなき夢を 夏の月(芭蕉)
・谷川に 卯の花腐し ほとばしる(高浜虚子)
・五月雨を あつめて早し最上川(芭蕉)
これは、あまりにも有名ですね(^-^)!
・いづくにも 虹のかけらを 拾ひ得ず(山口誓子)
・日盛や 松脂匂ふ 松林(芥川龍之介)
・枇杷買ひて 夜の深さに 枇杷匂ふ(中村汀女)
・紫陽花の 末一色と なりにけり(一茶)

 

ちょっとだけ…古文
引き続き、枕草子から…。
前回は、「心ときめきするもの」(胸が高鳴るもの)でした。
今回は、「心もとなきもの」(じれったい、気がかり、待ち遠しいもの)を採り上げてみました。

 

*心もとなきもの
心もとなきもの 人のもとにとみの物縫ひにやりて、いまいまと苦しうゐ入りて、あなたをまもらへたる心地。
子生むべき人の、そのほど過ぐるまでさるけしきもなき。
遠き所より思ふ人の文を得て、かたく封じたる続飯などあくるほど、いと心もとなし。
物見におそく出でて、事なりにけり、白きしもとなど見つけたるに、近くやり寄するほど、わびしう、下りてもいぬべき心地こそすれ。
知られじと思ふ人のあるに、前なる人に教へて物言はせたる。
いつしかと待ち出でたるちごの、五十日、百日などのほどになりたる、行末いと心もとなし。
とみの物縫ふに、なま暗うて針に糸すぐる。
されど、それはさるものにて、ありぬべき所をとらへて、人にすげさするに、それもいそげばにやあらむ、とみにもさし入れぬを、「いで、ただなすげそ」と言ふを、「さすがになどてか」と思ひ顔にえさらぬ、にくささへ添ひたり。
何事にもあれ、いそぎて物へ行くべきをりに、まづ我さるべき所へ行くとて、「ただいまおこせむ」とて出でぬる車待つほどこそ、いと心もとなけれ。
大路行きけるを、「さななり」とよろこびたれば、ほかざまにいぬる、いとくちをし。
まいて物見に出でむとてあるに、「事はなりぬらむ」と人の言ひたるを聞くこそわびしけれ。
子生みたる後の事の久しき。
物見、寺詣でなどに、もろともにありべき人を乗せに行きたるに、車をさし寄せて、とみにも乗らず待たするも、いと心もとなく、うち捨ててもいぬべき心地ぞする。
また、とみにて炒炭おこすも、いと久し。
人の歌の返しとくすべきを、えよみ得ぬほども、心もとなし。
懸想人などは、さしもいそぐまじけれど、おのづからまた、さるべきをりもあり。
まして女も、ただに言ひかはすことは、疾きこそはと思ふほどに、あいなくひが事もあるぞかし。
心地のあしく、物のおそろしきをり、夜の明くるほど、いと心もとなし。

 

予定日を過ぎているのに…!生まれない!ああ~やきもきして、落ち着かない!

 

目的地まで着いたのに!車をなかなか止められない!じれったくてー!車降りて、歩いて行きたい!

 

平安時代も、今も、人の心に変わりはない…。
おもしろいですね!

 

 

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